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かっこよすぎるよ・・・



今日、以前務めていた会社の社長の、告別式に行ってきた。

会社在籍中は、よく叱られた・・・そして、それ以上にいつも親身になって接してくれた。
今は、頭の中に笑顔の社長のイメージしか浮かばない。

数坪の小さな花屋を一代で、県内一の生花店に育て上げた社長。
前立腺癌の病に倒れ、余命宣告を受けても、いつも前向きだった。
告別式の祭壇に飾られた花には、葬式定番の菊の花は、一つもなく虹をイメージした色鮮やかな花たちが、社長の遺影を覆い尽くしていた。

BGMには、社長の好きだった河島英五の「時代おくれ」が、流れていた。
みんな生前に、社長が自らプロデュースしたものだ。

諸処の事情で、社長の元から離れてしまったのだが・・・「もっち(実際こう呼ばれていた)、呑みに行くかあ!」の声が今でも聞こえてくるよな気がする。
できれば、もっともっと人間として成長して、社長と一緒にもう一度酒を呑みたかった・・・。

それにしても、かっこよすぎるよ・・・社長。

享年60歳、ご冥福をお祈りいたします。



となりのツキノワグマ

78758605.jpg
 自然界の報道写真家こと宮崎学氏(gaku先生)の新刊「となりのツキノワグマ」がついに発売となった。
森林のツキノワグマ、山のツキノワグマではなく、となりのトトロと同じく「となりの」である。未だにどこかの自然愛誤団体は、クマは奥山にいる動物、人間が山の木を切り、植林をしてしまったために、かわいそうなクマ達は、食べ物を探しに里へ下りてくるのだと言っているが、本当に山に行った事があるのか、いささか疑問である。gaku先生には、遠く及ばないが、この僕でさえ山でクマの数多くの痕跡をいくつか見つけられるのに・・・。
本書を読むと上記のようなごくごく世間一般に一人歩きしているツキノワグマに対する概念がぶっ飛んでしまうこと間違いなし。これだけ目の前に証拠写真を突きつけられると、取調べ中の凶悪犯人も「すいません刑事さん、私がやりました。」の世界なのだ。
 クマの行動を把握する為にgaku先生が自ら開発した秘薬クマクール、さりげなくクマの雌雄や個体を判別してしまうマタミールなどなど、いったいこれから先どんなに進化していくのだろうか。

 何は、ともあれ、書店へ急ぐべし!
2200円+税で、発売中。ぜったい損はさせません。もっちが保障いたします。


疥癬ツキノワグマ

960.jpg
1月21日の朝刊に「ツキノワグマ出没」の文字を見つけた。この時期に何ぞやと思い、記事を読んでみると冬ごもり出来なかったクマが人家近くに出没して、通報を受けた地元猟友会によって駆除されたという内容だ・・・しかし、最後のくだりの「疥癬」の文字に目が釘付け!
というのも、「疥癬」といえば、タヌキやキツネなどが一般的で、最近ではイノシシの間で流行してきている(感染パターンとしては、野生動物が里に下りてきて飼い犬などからもらってくると言われている)のだが、近年のツキノワグマの出没状況からしてツキノワグマの間でもこの「疥癬症」が流行するのではないかと、動物写真家の宮崎学(gaku先生)氏は、かねてから指摘されていたからだ。
やはり、来たか!という感じだ。

とても興味がある内容で、またgaku先生への報告を兼ね個人的に調べる必要があると思い、県の機関などにも問い合わせたが、どうもイマイチの反応・・・。
やはり、自分の足で情報を稼ぐしかないなと、先日現地に情報収集に行って来た。
現地についていろいろな人に聞き、出没現場を特定した。
出没現場で、情報収集してみるとなんと!そのときのクマの写真を携帯のカメラで撮っているとのこと。「おおっ〜!なんとラッキーなことか。」
早速、了解を得て、僕の携帯に画像を転送してもらった。また、貴重な資料なので、この画像を一般に公開しても良いですか?と確認したところ、快くOKしてくれた。ありがとうございます。
そして、その画像がコレ。(このブログでは、サイズを小さくしているが、元画像ではもう少し大きく見ることができる。)
kaisennkuma.jpg

お尻のあたりが白くなり、毛が抜けているのがわかる。毛並みも良くない、確かにこの状態では、冬ごもりはきついだろう・・・。

現場は、県道から少し入った人家が途切れ山の斜面が始まる沢沿いの場所。
IMGP0606.jpg


第一通報者はこの家の住人で、飼い犬が吠えて気がついたということ。
この犬、長いリードに繋がれているが、もっちも思い切り吠えられた(笑)。
IMGP0604.jpg


以前、タヌキの間で、疥癬症が流行した際、タヌキが激減したことがあった。そして。今年の猟期には、イノシシが獲れないとの情報を鉄砲打ちから聞いている・・・ツキノワグマの出没の話題が絶えない昨今、ツキノワグマも同じ経路をたどるのか、今後の動向を注意深く見ていく必要がある。





野生動物の首をしめるゴミ

IMG_5140s-.jpg

自然界の報道写真家、宮崎学氏(gaku先生)の新刊がでた。
理論社から発行されている「かわりゆく環境、日本生き物レポート」全4巻シリーズの3巻だ。
先に刊行済みの1巻「洗剤キャップの棲み心地は?」と2巻「廃棄スイカに群がるイノシシ家族」で自然界を独自の視線でとらえるその斬新さに度肝を抜かされた。
そして、gaku先生の写真を通して、物言わぬ自然界が我々に訴えてくる問題提起、いつも驚かされてきた。
で、今回の「野生動物の首をしめるゴミ」はというと、やはり期待を裏切らない素晴らしい写真とレポートだ!
表紙には、タイトルにもなった稚内で撮影されたゴマフアザラシの写真。この写真を見ただけでこの本の中身が、ただ事ではないことがわかる。
以前、テレビのワイドショーで、「矢ガモ」だの「崖っぷち犬」だの話題になったが、これがテレビでお茶の間に流されていたら一ヶ月は、この話題で番組が作れるかもしれない。
ただ、テレビというものは、過去の事例からして一過性のもので、おまけに「かわいそう」「助けてあげて」と愛護の段階で終わってしまい、その根底、その先にある問題までは、とうてい行き着かない・・・。
まぁ、最近は見る側の人間にも問題はある。
動物愛護と保護を混同している人間、緑化運動といいつつ在来の植物を排除して、園芸品種を植え込む人たちなどなど・・・。

ともあれ、何時間も流れるテレビの映像より、たった一枚の写真から受け取ることのできる情報量、そして、感銘。
改めて自然界の報道写真家、宮崎学氏の凄さを再確認させてくれる一冊だ。


禁断?の親子学集会

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末っ娘の小学3年生の親子学習会(授業の一環)で、自然観察会をすることになり、その講師をすることになった・・・。

で、昨日がその親子学集会の日だった。
今回の自然観察会は、「身近な川の観察」。講師の依頼の話があったときに、「これは、川の観察会をするしかないな!」と思った。
と言うのも、僕らが小学校の頃は、いつも学校の帰りに学校の真ん前を流れる川へ寄り道し、ランドセルを放り投げて魚捕りに夢中になり遊びまくっていた。
しかし、いつの頃からか子供達にとって川というものが、「行ってはいけない禁断の場所」に変わっていた・・・。
川で遊んでいるのが見つかると友達から叱咤され、先生に注意されるようになった。

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子供の安全を考えれば子供達を危険な場所から遠ざけてしまうのが、手っ取り早く、しかも確実、要は「臭いものには蓋」の発想だ。
別に学校を責めるつもりはまったくない。むしろ学校側の気持ちはよくわかるのだ。
今の世の中、何か事が起こると何でも責任を学校側に押し付ける親が多い・・・児童を預かる学校側の対処としては当然だろう。
とは言うものの、子供達が川から遠ざかってしまうのは、寂しいものがあるし、川に入らずして何が危険なのかも理解できないだろう。

工場の排水や家庭からの生活排水が川を汚していると言われているが、一番の原因は、人が川から遠ざかってしまった事、そして、無関心になったことだ。
昔の人は農業用水、飲料水、洗濯、交通の手段、水車の動力など川と仲良く暮らしてきた・・・だから昔の人は、自然を保護しよう!川を汚さないようにしよう!なんて言わなかった。普段の暮らしの中で川を汚さないように心がけていた。
しかし、今はどうだろうか?蛇口をひねれば水が出るし、電気製品をコンセントに指し込み、スイッチを押せば何でもしてくれる。
今の川は、出来るだけ早くいらない排水を送り出すものという感じになっている。
だから、今の川は、コンクリートで壁も底も固めて蛇行させずにまっすぐだ。当然そんな川には生き物は棲めない・・・ウンヌン。
そんな話を子供バージョンにして面白おかしく話したが、子供達も楽しく真剣に聞いてくれていた。

今回の観察会の参加者は40名近いチビッコとその保護者、一人で担当するには、ちと無理があったが、子供達もその親にも何とか楽しんでもらえたようだ。(観察会の後の学年PTAのときの感想発表でも中々の好印象・・・ホッ)

保護者の方からは、
・子供と一緒に子供の頃の自分に戻った。
・身近にある川なのにはじめて川におりた。そしてこんなにたくさんの生き物が棲んでいるなんてビックリした。
・子供が川におりられない(遊べない)のは変。
・なんでも、ダメダメというのではなく経験も大事。
などなど、他にも嬉しい感想がいただけた。

今回の観察会のために下見から協力してくださった担任の先生はじめ学校関係者の方々、学年PTAの役員さん、そして3年生のみなさん、ありがとうございます。
多分、一番楽しんでいたのは、講師本人だと思います・・・。(^_^)

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